「歯医者さんで受けるホワイトニングとセルフホワイトニングは何が違うの?」
近頃、このようなご質問を患者様からいただくことが増えました。名古屋茶屋歯科ではオフィス・ホームの各種ホワイトニングを行っているほか、歯の根っこを抜いて変色してしまった場合のホワイトニング ウォーキングブリーチにも対応しております。
◇◇名古屋茶屋歯科のホワイトニング費用◇◇
・ホームホワイトニング 22,000円~
・オフィスホワイトニング 16,500円
・ウォーキングブリーチ 33,000円(神経を抜いた歯の変色もあきらめないでください)
巷で話題のセルフホワイトニングですが、歯科医師の観点から見ると一抹の不安を覚えます。その理由は、セルフホワイトニングは“自分自身で行う”ホワイトニングのためです。
今回は「ホワイトニングの選び方」および「当院で行うホワイトニング」についてご紹介をさせていただきます。
■歯科医院で行うホワイトニングとセルフホワイトニングの違い
歯科医院で行うホワイトニング(ホームホワイトニング・オフィスホワイトニング)と、街中の店舗やご自宅で行うセルフホワイトニングには以下の2点の大きな違いがあります。
◎歯科医師の有無
歯科医院のホワイトニングとセルフホワイトニングの最大の違いは、「歯科医師や歯科衛生士など歯のプロが施術や処方を行う」点です。
歯科医院のホワイトニングは歯のプロによって診察や施術、処方が行われます(※)。一方、セルフホワイトニングは医療行為ではないため、街中の店舗(サロンなど)やご自宅で自分自身でホワイトニングを行います。
(※)ホームホワイトニングは歯科医師による診察後、
処方されたホワイトニングキットを使い患者様がご自身で歯を白くします。
歯科医院のホワイトニングは歯のプロフェッショナルである歯科医師や歯科衛生士が患者様の歯の状態や体質などを総合的に見極めた上で、安全面に配慮して施術を行います。万が一、トラブルが起きた場合にも迅速に対処できます。
なお、ホームホワイトニングでは患者様がご自身で歯を白くするため、一見するとセルフホワイトニングと似ているように見えます。しかし、歯科医院のホームホワイトニングは診察やマウスピースの型取り、ホームホワイトニングキットの処方など、診療の大部分を歯科医師が担当します。この点が歯科医院のホームホワイトニングとセルフホワイトニングの大きな違いです。
セルフホワイトニングはご自身でホワイトニングを行います。歯科医師や歯科衛生士がいないため、万が一、トラブルが起きた場合には対処できない可能性があります。また、一般の方は歯科医師のように歯に関する知識がないため、ホワイトニングのやりすぎで歯を傷つけてしまうケースも珍しくありません。
◎使用する薬剤の違い
歯科医院で行うホワイトニングとセルフホワイトニングは使用する医薬品(セルフホワイトニングの場合は医薬部外品)も大きな違いがあります。
歯科医院で行うホワイトニングでは、過酸化水素や過酸化尿素などの医薬品を歯に塗り、特殊な光を当てて反応させ歯を白くします。一方、セルフホワイトニングではポリリン酸やパパイン酵素などの医薬部外品を歯に塗り、光を当てて歯の汚れを落とします。
歯科医院で使用する過酸化水素や過酸化尿素は歯のエナメル質に浸透した着色汚れ(ステイン)を分解して漂白する作用があります。さらに、歯のエナメル質の組織を変性させて光を乱反射させ、歯の汚れを隠すマスキング効果もあります。このように、医薬品を使って「歯を根本的に白くする」のが歯科医院のホワイトニングです。
セルフホワイトニングは医療行為ではないため、過酸化水素や過酸化尿素などの歯を根本的に白くする薬剤は使えません。あくまでも、歯の表面についた汚れを落とすだけです。セルフホワイトニングは根本的に歯を白くすることはできません。
■ホワイトニングの選び方
このように、歯科医院のホワイトニングとセルフホワイトニングは根本的に性質が異なります。歯を白くしたい方は、以下のポイントを判断基準にしてホワイトニングをお選びになることをおすすめします。
[歯科医院のホワイトニングがおすすめの方]
・根本的に歯を白くしたい方
・歯の汚れが強くセルフホワイトニングで歯を白くできなかった方
・歯の象牙質の黄色味が強い方
・加齢により歯の象牙質が黄色くなっている方
・歯の神経が死んで内部から黒くなっている方
[セルフホワイトニングがおすすめの方]
・歯の汚れがそれほどなく、歯磨きで汚れを落とせる方
・歯の汚れがそれほどなく、あまり気にならない方
・できるだけお金をかけずに歯の汚れを落としたい方
■名古屋茶屋歯科のホワイトニングのご紹介
名古屋茶屋歯科では、患者様がご自宅で行うホームホワイトニング、歯科医院で行うオフィスホワイトニングの2種類をご提供しています。失活歯(神経が死んでしまった歯)がある方向けのウォーキングブリーチも行っています。
◎ホームホワイトニング
過酸化尿素がふくまれたホワイトニングジェルを使い、ご自宅でマウスピースを装着して歯を白くする方法です。オフィスホワイトニングよりも成分の弱い医薬品を使うため、歯を白くするまでに多少時間がかかります(※)。時間をかけて歯を白くするため、オフィスホワイトニングよりも歯の色が後戻り(歯の色がもとにもどってしまうこと)しにくい点が特長です。ご自身が納得行くまで、じっくりと時間をかけて歯を白くしたい方におすすめです。
(※)平均2週間~2か月程度ホワイトニングを行う必要があります。
(※)上記は平均期間です。患者様によってホワイトニング期間が異なります。
◎オフィスホワイトニング
歯科医院の院内で歯を白くする方法です。過酸化水素がふくまれた医薬品を歯の表面に塗り、特殊な光を当てて歯を白くします。使用する医薬品は成分が強いため、ホームホワイトニングよりも早く歯を白くできます(早い方では1回の施術で歯の白さを実感できるケースもあります(※))。
早く歯を白くしたい方、結婚式や面接など、大切なイベントまで時間がない方におすすめです。
(※)患者様によってホワイトニング期間が異なります。
◎ウォーキングブリーチ
歯を内側(象牙質)から白くする方法です。外傷や虫歯などにより歯の神経が死んでしまった歯(失活歯)に対して行います。歯に小さな穴を開けて内側から白くするため、長いホワイトニング効果が得られます。
【歯の白さを重視したホワイトニングを行います】
名古屋茶屋歯科では、歯の白さを重視したホワイトニングを行っています。
セルフホワイトニングのように歯の表面の汚れを落とすだけではなく、医薬品を使って根本的に歯を白くすることでお口の印象を改善することが可能です。当院のホワイトニングは後戻りを防ぐタッチアップにも対応しております。
セルフホワイトニングで歯が白くならなかった方、変化する歯の白さを実感したい方は、ぜひお気軽に当院までご相談ください。
名古屋茶屋歯科・矯正歯科
医療法人清翔会 理事長
小池 陵馬
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